恐竜博物館の研究員一押し標本の解説動画を配信 新型コロナで休館中

恐竜博物館の研究員一押し標本の解説動画を配信 新型コロナで休館中

 新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休館中の福井県立恐竜博物館(勝山市)は3月20日から、研究員全15人が一押しの標本を解説する動画をインターネット上で配信。来館を望んでいる全国のファンや恐竜好きの子どもらが家庭にいながら、博物館内を体感できる。

 県立恐竜博物館がこうした映像資料を制作、配信するのは初めて。「どこでも恐竜博物館~研究員の一押し標本はこれだ!!~」と銘打って企画した。

 研究員が展示室の恐竜の世界、生命の歴史など各ゾーンでお勧めの標本を一人当たり約3分で解説。柴田正輝研究員がヘスペロサウルス、服部創紀研究員はフクイラプトル、河部壮一郎研究員は始祖鳥を紹介するなど全15人が登場する。

 全ての解説を視聴すると小学校の1単位の授業時間に当たる約45分になる。興味がある標本の解説動画を個別に見ることもできる。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じ配信。県立恐竜博物館のホームページのバナー「どこでも恐竜博物館」からも視聴できる。

 竹内利寿館長は「来館を予定していた人たちや家にいる子どもたちに、恐竜博物館の魅力、見どころを届けたい。ドラえもんのどこでもドアのようなイメージで研究員が生の情報を紹介する。解説動画は今後、博物館のPR活動にも役立てたい」と話している。

 動画で解説する研究員と一押し標本は次の通り。
一島 啓人 パキケタス
今井 拓哉 オビラプトル類の抱卵化石
河部壮一郎 始祖鳥
静谷あてな カコプス
柴田 正輝 ヘスペロサウルス
関谷  透 カマラサウルス
薗田 哲平 アーケロン
築地 祐太 鳥脚類恐竜
寺田 和雄 珪化木(けいかぼく)
中田健太郎 アステロセラス
中山健太朗 タカハシホタテ
野田 芳和 地球表層模型
服部 創紀 フクイラプトル
宮田 和周 エドモントニア
湯川 弘一 手取層群の発掘と調査(ジオラマ)

※氏名は五十音順 福井新聞社

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